社会は、外出自粛を求められるなど、厳しい状況になっています。
銭湯、サウナなども、少しずつ自粛傾向にあります。
こんな時期、癒し温浴をどう考えるかをお伝えしたいと思います。
※温浴施設には、それぞれの見解があり、ウェブサイト等でアナウンスしている場合がありますので、訪れる前によく確認してください。
この時期の癒し温浴への取り組み方
こんな時期でも、癒し温浴は重要である
様々なイベント、外出そのものも自粛するよう、人との接触そのものを避けるよう求められています。
銭湯、サウナでも感染防止の観点から、積極的な来場の制限を促している施設もあります。
しかし、こんな時期でも、癒し温浴はかなり重要であることから、臨機応変に取り組んでいただきたいと思います
気を付けることは感染症だけではない
感染症以外の病気をお忘れではないでしょうか?
その多くは、生活習慣が原因であることも重要なポイントです。
自粛生活で、今までとはかなり違う生活になっています。
特に運動量が落ちていませんか?
毎日の報道を見たり聞いたりして、気が滅入っていませんか?
終わりの見えない状況で、様々な不安があると思います。
ココロとカラダはつながりがあります。
ココロが病めば、カラダも病みます。
逆にカラダが病んでもココロが病みます。
ココロとカラダの安定が、健康につながります。
そんなココロとカラダの安定に、温浴は役立っていたはずです。 この騒動が終わった後の自分を考えてみてください。
ヘルスケアに極めて有効
湯治というものがあるように、温泉はヘルスケアに極めて有効です。
主な効果としては、温熱効果・水圧効果・浮力効果などがありますが、必ずしも温泉である必要はなく、近場の銭湯・家庭のお風呂でも大丈夫です。
温泉の効能と同じような効果が得られます。
今回のような感染症対策には、免疫力アップが期待できる、ヒートショックプロテインを増加させるような入浴法がオススメです。
感染リスクはどう考えるか?
ニュースでもサウナや温泉施設でも感染したとの報道がなされています。
この場合でも、浴室での感染は考えにくいとの専門家の見解があります。
施設は浴室だけではなく、脱衣場その他がありますので、そこでの人との接触や手で触れるところからの手への付着、その後顔を触るなどの経路が考えられます。
手から顔への経路が特に危険であると言われています。
そういうリスクを考えると、高齢で、普段から風邪をひきやすい方、病み上がりの方、持病がある方は、この時期施設に行くのは控えたほうがいいかもしれません。
その他の方は、「密閉」「密集」「密接」の3つの密に気を付けて入浴する分には、温浴におけるメリットのほうが大きいと思います。
ただし、公共交通機関を利用しなければ行かれないような、施設を訪れることは控えましょう。
臨機応変に
サウナ、銭湯などに行ってもよいものか悩ましいと思います。
同じように、施設の方も迷いがあると思います。
各施設には、それぞれ方針がありますので、きちんと確認してみてください。
不安感を持ちながら行かなくてはならないのであれば、行かないという決断も大事です。
温浴はココロとカラダのリフレッシュになるのですから、不安感があるのであれば、本当の効果が得られず、外出によるリスクの方が大きくなってしまいます。
それならば、無理に施設に行くのではなく、自宅のお風呂で入浴剤を使ったりして、ゆっくりすることも大事です。
行くならば、思いっきりリラックスしに行きましょう。
皮肉なことに、こんな時だから、いつもよりお客さんが少なく、さらに快適かもしれませんね。